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お知らせ
2020/09/12

インフルワクチン、高齢者以外は10月26日以降に 厚労省

加藤勝信厚生労働相は11日の閣議後会見で、秋冬の流行が懸念される季節性インフルエンザのワクチンについて、65歳以上の高齢者など以外は10月26日まで接種を待って欲しいと呼びかけた。

まず重症化リスクの高い高齢者などから優先的に接種してもらうため。優先させるのは定期接種の対象者で、心臓や腎臓、肺などに病気を抱える60歳から65歳未満の人らも含まれる。接種は10月1日から。

厚労省は10月26日以降、基礎疾患がある人や医療従事者、小学校2年生以下の子ども、妊婦などにも早めに接種してもらうよう促していく方針。それ以外の人も除外はしておらず、介護職などが接種することも可能だとアナウンスしている。

今年は新型コロナウイルスとの同時流行が見込まれ、インフルワクチンのニーズが例年以上に高まる可能性が高い。厚労省は近年で最多の約6300万人分を供給する計画だが、それでも地域によっては需給が逼迫しかねないとみている。

加藤厚労相は会見で、「希望する高齢の方などは是非お早めに接種して頂きたい」と要請。「国民の皆様には状況をご理解頂き、より必要とされている方へワクチンが確実に届くようご協力をお願いしたい」と呼びかけた。

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